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  • 2022.12.12
  • ブルンジ COCOCA HORAMAMA
  • ここ数日の石狩は最高気温がマイナス気温になっています。一面の銀世界で焙煎するアフリカの熱気あふれるコーヒー豆。きょう焙煎したコーヒー豆は「ブルンジCOCOCA HORAMAMA」。

    ブルンジという国は高原の国として知られています。なんと国土の大部分は標高1500mの高地が占めているそうです。国土の中央の高原地帯は年間降雨量1000mm以上の安定した雨に恵まれて、農業地帯が広がっていて、主要産業は農業であり輸出の多くをコーヒーが占めています。

    COCOCAは2012年に発足した生産者組合で、39の協同組合と約3万人のコーヒー生産者を有しています。圃場のあるムタンガ地区は熱帯のサバナ気候帯に属し、年間を通じて寒暖差が少なく、過ごしやすい気温が続きます。また豊富な雨量と火山性土壌が相まって、品質の高いコーヒーが産出されます。

    

COCOCAのコーヒーブランドである“HORAMAMAコーヒー”の「ホラママ」とは、女性たちが畑に向かう途中や帰宅途中に歌っていた伝統的な歌のこと。この言葉には「勇気」や「力」という意味があり、労働からの疲れを忘れさせてくれると言い、彼女たちの力強さの象徴となっています。

    

特徴は、ジャスミンのような華やかな香り、フルーティーなアロマ、まろやかな青りんごを思わせる酸味と良質な苦味、濃厚なコクが魅力です。焙煎はシティロースト・中深煎りで仕上げましたので、どなたでも親しみやすく、このコーヒーの特徴を楽しんで頂けるのではないかと思っています。

    新しいコーヒー豆との出逢いは、その産地の文化にも興味を持つきっかけを与えてくれたりします。たった一杯の珈琲が繋いでくれる世界に、想像力をふくらませたり、自由に楽しんで頂けたらうれしいなと思っています。

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